施設のオーナー様や従業員、VIP ゲストによる利用など、無料で客室を利用するケースがあります。
このような場合、ADR(平均客室単価)などの統計データに影響を与えたくないケースも想定されます。
ここでは、代表的な対応方法をご紹介します。
① 予約カレンダーから部屋を「ブロック」する
予約カレンダー上で該当の客室を「ブロック」することで、対象期間の客室を確保する方法です。
ブロックされた客室は販売不可(利用不可)状態となるため、新規予約は受け付けられません。
また、備考欄に利用目的(例:オーナー利用、従業員利用など)を記録することも可能です。
メリット:
操作が簡単で手軽に対応可能
売上データに影響しない
無料利用であることを管理しやすい
注意点:
予約としては扱われないため、以下の機能は動作しません。
必要に応じて、手動での対応が必要となります。自動メッセージ送信
チェックインフロー
清掃タスクの自動生成
OCC(稼働率)への影響は、[アカウント設定]>[レポート設定]>[OCC計算ルール]の設定によって異なります。
【アカウント設定】レポート設定|OCC計算ルール
② 手動予約として作成し、無料利用として処理する
通常の予約として作成し、「支払い済み」とする際に、「オーナー利用(無料)」など専用の決済アカウントを設定して処理する方法です。
通常の予約として扱われるため、各種オペレーション機能がそのまま利用可能です。
メリット:
自動メッセージ送信が利用可能
チェックインフローが利用可能
清掃タスクが自動生成される
注意点:
売上として計上されるため、統計データに影響します
必要に応じて、備考欄への記録やレポート集計時の手動調整(除外)などの対応が必要です
③コンプリメンタリー予約(無料)機能を利用する
コンプリメンタリー予約(無料)を指定することで、無料利用の予約を作成できます。
コンプリメンタリー予約は、稼働率(OCC)にはカウントされますが、ADR には影響しません。
OCC(稼働率)= 実際に使われた客室数 ÷ 販売可能客室数
ADR(平均客室単価)= 客室売上 ÷ 有償で販売した客室数
注意:
コンプリメンタリー予約(無料)機能の利用には、「ホテル管理拡張パッケージ」アドオンの購入が必要です。
比較表
オーナー利用や従業員利用の管理方法によって、稼働率・売上データへの影響や利用できる機能が異なります。
運用に合わせて適切な方法を選択してください。
方法 | OCCへの影響 | ADRへの影響 | 自動メッセージ 送信可否 | 清掃タスク 自動作成 |
ブロック | 設定による | × | × | × |
手動予約 | 〇 | 〇 | ○ | ○ |
コンプリメンタリー予約 | 〇 | × | ○ | ○ |






