基本的な動作
Stripe 連携の基本的な動作は、以下のようなフローとなります。
予約確定時、にオーソリが自動実行される。決済日までに期間があり、Stripe 側のオーソリ有効期限が切れた場合にはオーソリがリトライされる。(与信有無は設定による)
オーソリエラー時には OTA 側にエラー報告をし、ゲストがカード情報を修正した場合にはオーソリが自動でリトライされる。
各物件のオプション管理で設定されている決済タイミングによって自動決済される。
予約変更時、Step3 により「決済済み」であれば変更後の料金に合わせて、自動で返金もしくは追加決済される。
予約キャンセル時、Step3 により「決済済み」であればキャンセル料を差し引いた金額が自動返金される。 まだ決済がされていない場合、キャンセル料を自動決済する。キャンセル料の決済は当初の予定の決済日ではなく、キャンセル時(キャンセルから2~2.5時間後)に実行されます。
上記基本フロー以外の例外的な動作・注意事項に関して、以下に説明していきます。
<自動連携以外の方法で手動決済した場合、またはキャンセル無料期間の予約を PMS 側から手動でキャンセルした場合、必ず自動連携を停止してください>
Stripe 連携以外の方法(銀行振込や PayPal などを利用して)で別途料金の受取が完了した場合や、何らかの理由で PMS 側から予約を手動キャンセルしたケースでは、必ず以下2つを予約詳細ページで実行することで、2重課金を防止してください。
1. 「支払いを記録」から支払いを追加
2. 決済トランザクションの「取り消し」を実行
※「支払いを記録」だけを行った場合、自動決済は中止されませんのでご注意ください。
<ゲストが無効カードを修正しない場合、キャンセルは手動で行って下さい。>
ゲストが登録したクレジットカードの情報が無効だった(オーソリに失敗した)場合、OTA を通じてゲストにその旨が自動通知されます。 ゲストがそれを確認してカード情報を更新した場合、オーソリが自動リトライがされます。
無効カードの登録から一定時間ゲストがカード情報を修正しない場合(Booking.com では通常24時間)、OTA 管理ページもしくはエアホストから予約を手動でキャンセルする必要があります。
<カードオーソリのみを有効にしている場合>
決済実行のタイミングを「オーソリのみ実行のみ」の予約については、実行モードが手動として扱われ、自動決済しない仕様になっているため、キャンセルに伴う決済についても返金処理は自動で実行されません。
現地決済までのキャンセル処理を自動実行したい場合には、決済のタイミングを「チェックイン0日前」に設定いただき、自動決済が実行される前に決済中止の処理を手動にてご対応ください。
<自動決済のタイミングについて>
各物件毎に、「管理コンソール」>「施設一覧」> 該当施設 > 「チャネルマネージャー > 「自動支払い」> 「チェックインの何日前にゲストに請求する必要がありますか」から設定が可能です。 決済のタイミングは、決済日 01:00 AMにて実行されています。*多少の誤差が生じる場合はございます。
例:
「チェックイン5日前決済」
・チェックイン日:10月15日
・決済日:10月10日 01:00AM
<予約後24時間に決済を待つ設定について>
「予約後24時間に決済を待つ(チェックイン前48時間以内の直前予約は除外する)」設定は、主に Booking.com で設定可能な24時間以内の予約のキャンセル料を免除する設定をオンにしている場合、その前に決済を実行してしまうと Stripe の決済手数料が発生してしまい、24時間以内にキャンセルが入った場合に手数料だけが請求されることを防止して頂くための機能として設置されています。予約キャンセル後のキャンセル料については、あくまで OTA 側からの通知に従い自動決済を行います。
現状、AirHost ブッキングエンジンには、24時間以内の予約のキャンセル料を免除するといった機能提供がない為、キャンセルが24時間以内であってもキャンセル料に関してはキャンセルポリシーに従った金額が自動決済されます。すでにキャンセル料が発生する期間にキャンセルされますと、設定された決済日にかかわらず、キャンセル後数時間で決済が実行されます。
<決済のタイミングを手動で早めたい場合>
カード・オーソリ済の決済予定予約について、決済予定日よりも前に決済を実行することができます。
※ 手動で決済を実行した場合、実行モードが「自動」から「手動」に変更され、予約変更・キャンセル時の自動返金や追加決済は動作しませんので注意してください。
※ Expedia API は、予約キャンセル時にキャンセル料を連携しない仕様になっています。 この為、全予約をキャンセル料 0 として扱います。 キャンセル料の徴収が必要なケースでは、手動での請求が必要になりますので、ご注意ください。 この点に関しては Expedia API 仕様が改善されましたら AirHost PMS 側でも自動でキャンセル料を徴収できるよう対応していく予定です。
<ブッキングエンジンからの予約をゲスト側からキャンセルした場合>
AirHost ブッキングエンジンの予約において、ゲストがゲストページから予約をキャンセルした場合、すでに決済済みの場合にはキャンセル料金を差し引いた金額が自動で返金されます。 オーソリ実施のみで決済が完了していない場合、そのオーソリはキャンセルされ、別途キャンセル料決済のためのトランザクションが自動生成されます。
注意:
キャンセルポリシーに従うとキャンセル料が発生するケースで、何らかの理由でこのキャンセル料を免除したい場合、ゲストからキャンセルさせるのではなく、PMS 側から手動キャンセルする必要があります。
<ブッキングエンジンからの予約を PMS から手動でキャンセルした場合>
AirHost ブッキングエンジンの予約を PMS から手動でキャンセルした場合、決済トランザクションは自動でキャンセルされませんので、キャンセルポリシーに関わらず、予定通りの決済日に決済されます。
決済をされたくない場合は、予約詳細ページから手動で「決済を中止」を実行してください。