概要
AI ゲストアシスタントは、生成AIを活用してゲスト(宿泊者)からのメッセージに対する返信を自動生成し、ゲスト対応をサポートする機能です。
利用する言語や返信のトーン、一次回答を生成するかどうかなど、施設の運用方針に合わせてAIの動作を設定できます。また、AIが回答時に参照するナレッジを充実させることで返信の精度と品質が向上し、ゲストとのメッセージ対応を幅広く自動化できます。
本機能を利用するには、AI ゲストアシスタントのライセンス購入が必要です。
なお、本ライセンスはボリュームディスカウントの対象外です。
基本動作
AI ゲストアシスタントは、「メッセージ管理」メニュー内で動作します。
ゲストから新しいメッセージを受信すると、AIが返信文を自動生成します。 「AI 自動返信」がオンになっている場合、返信が自動的に送信されます。 オフになっている場合、下書きとして表示されます。
返信文には、回答の根拠として参照したナレッジへのリンクもあわせて表示されます。
以下は、下書き表示の例です。
「承認して送信」するか、「編集」をクリックして、手動で修正をしてから送信することも出来ます。
複数の質問にも対応
ゲストからのメッセージに複数の質問が含まれている場合でも、AIは関連する複数のFAQを組み合わせて、1つの自然な返信文として自動生成します。
該当ナレッジがない場合
該当するFAQが存在しない場合でも、FAQを参照せずにAIが返信文を自動生成します。
手動返信内容のナレッジ登録機能
手動で返信したメッセージは、メッセージ画面から簡単な操作でナレッジへ追加できます。
よくある質問への回答をあらかじめ登録しておくことで、以降は他のゲストから類似の問い合わせがあった際、AIゲストアシスタントが自動で回答するようになります。
🔒AIゲストアシスタントが、特定のゲストとのやり取り(返信内容)を、そのまま他のゲストへの回答として自動で使用・転用することはありません。
※他のゲストへの回答に反映させるには、上記の手動によるナレッジ登録が必要です。
動作設定
利用する言語や返信のトーン、一次回答を生成するかどうかなど、施設の運用方針に合わせてAIの動作を設定出来ます。
AI返信言語の設定(全施設共通)
AIが返信文を作成する際に使用する言語を設定します。 運用に合わせて AI に利用させたい言語を指定出来ます。
デフォルト返信言語
AIが返信文を作成する際に使用する言語を設定します。設定した言語のみが返信に使用されます。
デフォルト言語
ゲストの言語が「デフォルト返信言語」に設定されている言語に該当しない場合に使用される言語です。
例
デフォルト返信言語:日本語・英語
デフォルト言語:英語
→ 英語の問い合わせ:英語で返信
→ 日本語語の問い合わせ:日本語で返信
→ 他言語の問い合わせ:英語で返信
AI返信生成設定(全施設共通)
AIが特定のシナリオで返信を生成するかどうかを制御します。該当するオプションをオフにすることで、不要な返信の生成を減らし、チームの作業負荷を軽減できます。
あいさつ・お礼メッセージの生成
有効にすると、AIはお礼やお別れなどの低リスクな礼儀的メッセージに対して返信を生成します。
エスカレーション時の一次回答生成
有効にすると、AIが直接回答できないシナリオ(ナレッジベースに該当情報がない場合、固定ポリシーに関する内容、またはプラットフォーム上での操作が必要な場合)に遭遇した際、担当スタッフが対応する旨をゲストへ通知する告知用の返信を自動生成します。
このような実質的な内容のない返信の生成を避けたい場合は、オフにしてください。
AI 返信設定(施設毎)
AI 自動返信
有効にすると、設定されたしきい値より信頼度の返信メッセージは、手動確認なしでゲストに自動送信されます。
AI 自動トピックタグ付け
有効にすると、AI がゲストからのメッセージ内容を自動的に識別してトピック付けし、カスタマーサービスが重要なメッセージを迅速に識別できるようにします。
以下の例では、駐車場に関する質問なので「#設備・備品」トピックが自動付与されています。
以下は、チェックインで問題が発生し、スタッフのフォローが必要な例です。 「#チェックイン問題」と「要フォローアップ」トピックが付与されています。
特定のトピックでフィルタすることも可能です。
ナレッジ設定
AI ゲストアシスタントは、追加されたナレッジを参照して返信メッセージを自動生成します。 参照するナレッジを充実させることで返信の精度と品質が向上し、ゲストとのメッセージ対応を幅広く自動化できます。
💡ナレッジは、日本語・英語など任意の言語で登録可能です。
AI がゲストの言語に合わせて自動翻訳して返信を生成するので、同じナレッジの日本語版と英語版をどちらも追加する必要はありません。
1. 共通ナレッジを設定する
管理コンソール>[AI アシスタント]>[ナレッジ]から設定します。
このメニューでは、管理している全施設共通の回答を設定します。
[新しいナレッジを追加]から、ナレッジを追加、AI が参照可能なナレッジを蓄積していきます。
自動メッセージの設定と同様、メッセージ内にタグを設定することが可能です。
また、登録したナレッジは、AIが内容を理解したうえで返信文の生成に活用するため、形式に厳密な決まりはありません。「この質問にはこのように回答する」といったFAQ形式に限らず、例えば以下のような情報も登録できます。
施設にある設備・アメニティの一覧
施設にない設備・アメニティの一覧
返信文の書き方や表現に関するルール
施設の情報や運用方針に合わせて、AIに参照させたい内容を柔軟に登録してください。
例:返信文の形式ルール
2. 施設ごとのナレッジを設定する
各施設の[設定]>[AI返信設定]から [新しいナレッジを追加]から設定します。 返信時、AI によって共通ナレッジよりも施設毎のナレッジが優先されます。
3. ナレッジ設定のポイント
AIの返信精度を高めるためには、ナレッジの内容を整理し、充実させることが重要です。まずは、以下のような基本情報を登録してください。
チェックイン方法
Wi-Fiの利用方法
ゴミ出しのルール
駐車場の利用案内
アーリーチェックイン/レイトチェックアウト
トラブル発生時の連絡先
運用を続けながら必要な情報を追加し、ナレッジを継続的に蓄積・更新することで、より自然で正確な返信を生成できるようになります。
AIゲストアシスタントのナレッジ参照優先順位について
AI回答時におけるナレッジの優先ルール
AIゲストアシスタントが回答を生成する際、複数のナレッジが存在する場合は、原則としてより限定的な範囲(部屋タイプ単位・施設単位)の設定が優先されます。
優先度【高】:部屋タイプ毎に設定されたナレッジ
優先度【中】:施設毎に設定されたナレッジ
優先度【低】:全施設共通に設定されたナレッジ
同一レベル内での優先順位(作成日時順)
同一レベルのナレッジ内(例:同じ施設別ナレッジ同士)で内容が競合した場合は、「作成日時が古いもの(先に登録されたもの)」が優先されます。
■ 優先例
同一施設内に、内容が競合する以下2つのナレッジが存在する場合:
対象施設:AirHost Spa and Resort
ナレッジ1(作成日時:2026/08/08)
ナレッジ2(作成日時:2026/07/08) 👈 こちらが優先されます
⚠️ ご注意
優先順位の基準となるのは「作成日時」です。ナレッジの内容を編集・更新した日時ではありませんのでご注意ください。
💡回答精度を保つためのナレッジ運用ルール
上記の優先順位は、AIへ送るプロンプト(指示文)の並び順に適用されます。
ただし、AIは入力された複数の情報を総合的に判断して回答を生成するため、内容が非常に酷似したナレッジが複数存在する場合、必ずしも優先順位通りに選択されないケースがあります。
意図通りの回答精度を維持するため、内容が重複するナレッジは削除するか、1つに集約して運用いただくことを推奨いたします。














