AirHost システムでは、「営業日(システム日付)」の概念を採用せず、通常のカレンダー日付(日本時間)に基づいて自動的にレポートや集計を実施しています。
そのため、ナイトオーディット(ナイトオーディター)で提供される機能は、従来のホテルPMSにある「営業日を進める処理」ではなく、日ごとのチェックイン・チェックアウト状況を確認・管理するための機能として設計されています。
機能概要
ナイトオーディターは、ゲストの滞在ステータス(チェックイン・チェックアウト状況)を可視化する機能です。
主に有人施設での運用を想定しており、複数のスタッフがフロント対応を行う際に、システム上で進捗状況を共有することで、引き継ぎ作業を簡素化できます。
できること
チェックイン予約の確認
チェックイン予定の全ての予約の状態を確認します。
「チェックイン前」状態の予約がある場合、「チェックイン後」もしくは「No Show」として保存します。
チェックアウト予約の確認
チェックアウト予定の全ての予約が適切にチェックアウトされているか、未処理の予約がないかを一覧で確認します。
「チェックイン後」状態の予約がある場合、精算処理を完了し、「チェックアウト」後として保存します。
利用イメージ
当日21時時点で、すべてのゲストのチェックインが完了しているかを確認
翌日10時以降に、すべてのゲストのチェックアウトが完了しているかを確認
チェックアウト済みの予約はナイトオーディター画面上で自動的に非表示となり、日ごとに状態を整理・管理することができます。
利用開始時の注意点
過去予約で「チェックイン前」状態の予約がある場合、チェックイン予約確認ページに過去予約も表示される為、全ての過去予約を「チェックアウト後」として保存する必要があります。
ナイトオーディターは、営業日を締めるための機能ではなく、宿泊進行管理(日次ベース)を行うための確認機能です。
日々のオペレーション状況を把握し、スムーズな引き継ぎや運営管理をサポートする目的でご利用ください。

